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CMPガバナンスパック

STRIGHTの同意管理とCMS側のタグ変換を組み合わせ、公開ページのタグ実行を制御します。

対象製品
CMPガバナンスパック
対象バージョン
v1

CMPガバナンスパックとは

CMPガバナンスパックは、Movable Type/PowerCMSが生成する公開HTMLのscriptiframeを、初期状態では実行・読み込みされない形式へ変換するプラグインです。

STRIGHTによる同意管理と組み合わせ、同意状態を確認できたタグだけをブラウザ上で有効化する構成に使用します。

CMPガバナンスパックの概要

目的

公開ページのタグを、CMPの判定がない状態では実行しない構造にします。STRIGHTが読み込めない、同意状態を取得できない、または連携設定が一致しない場合も、CMSが変換した対象タグは無効状態のまま残ります。

本パックだけですべてのCookieを制御するものではありません。実装上の変換対象、STRIGHTの設定、CMS外で公開しているページ、タグ以外の通信経路を含めて確認する必要があります。

CMSとCMPの役割分担

項目 CMPガバナンスパック(CMS側) STRIGHT(CMP側)
利用目的などの情報提供 行いません 設定・表示します
同意・拒否の選択肢 提供しません 提供します
同意状態の取得・保持 行いません 行います
公開HTMLの初期状態 scriptiframeを設定に従って変換します 行いません
同意後のタグ有効化 プラグイン本体には実装されていません STRIGHT側の連携実装で行います
CMP障害時 変換済みタグを無効状態に保ちます 判定を返せない場合があります

CMPガバナンスパックのプラグインコードには、STRIGHTのスクリプトを挿入する処理、STRIGHTへ同意状態を照会する処理、変換済みタグを再び有効化する処理は含まれていません。

実際の連携には、STRIGHTの設定と、 CMS管理画面からYAMLで付与した属性を使ってタグを有効化する公開ページ側の実装が必要です。

対応環境

公式の製品情報で案内している対象は次のとおりです。

CMS 対応バージョン
Movable Type/Movable Type Premium 8以降
PowerCMS 6以降

Movable Type版とPowerCMS版のプラグイン実装、設定項目、変換処理は同一です。

基本的な動作

  1. システムのプラグイン設定で、iframescriptの変換を個別に設定します。
  2. 必要に応じて、既定属性、ドメイン置換、ドメイン別属性をYAMLで登録します。
  3. 変換せずに実行する必要があるCMPスクリプトなどは、CMPGovernancePackExcludeブロックタグで囲みます。
  4. CMSがページを生成するとき、除外範囲を保護してから完成したHTML内の対象タグを変換します。
  5. 変換後のiframesrcdata-srcになり、対象のscripttype="text/plain"になります。
  6. 公開ページでは、STRIGHT側の連携実装が同意状態に応じて対象タグを有効化します。
  7. 同意がない場合や判定できない場合は、変換済みタグを無効状態のままにします。

変換の正確な対象と制限は、タグ制御を参照してください。

導入後の運用概要

  • ページ、テンプレート、外部サービスを追加したときに制御対象を確認します。
  • YAMLとSTRIGHT側の分類・有効化条件を対応させます。
  • 設定変更後は、対象となる公開ファイルを再構築します。
  • 未同意、同意、拒否、同意撤回、CMPを読み込めない状態を確認します。
  • CMPを導入するが、CMSで生成していないLP、採用ページ、別システムのページも別途確認します。
  • 確認結果と変更内容を記録します。

詳しい手順は、確認運用を参照してください。

実装上の範囲

  • 設定はシステムスコープだけです。サイトごとの有効/無効設定はありません。
  • 対象タグをドメイン単位で選択して変換する方式ではありません。変換を有効にすると、実装が認識できる同種タグをすべて変換し、YAMLのドメインルールは属性やドメインの置換に使用します。
  • CMPGovernancePackExcludeで囲んだ範囲は変換しません。除外範囲内のタグは同意前でも実行・読み込み可能な状態で出力されます。
  • linkimgvideoaudioobjectembed、CSSの外部参照、HTTPヘッダーなどは変換しません。
  • 設定保存だけでは公開済みHTMLは変わりません。対象ページの再構築が必要です。
  • Cookieの検出、タグの自動分類、CMP設定との自動同期、障害検知は行いません。